井田昌之 公式ページ Dr. Masayuki IDA official portfolio

自己紹介　　2020年3月でビジネススクールを最後に、長く勤務した青山学院を定年退職しました。 まだやるべきこと、できること、紹介すべきことが残っていると思い、19年12月からホームページを立ち上げました。 そして、2020年度からは新たな出発を準備していました。ところが、COVID-19が私のプランを変更させました。予定していた二つの仕事が延期そしてキャンセルになりました。 しかし、研究者としての本分は周囲の情勢には影響を受けないこと、IT・CSとの付き合いは深く、周囲の期待もあることを思い知らされました。 プログラミングに関する教育や自分の中に蓄積してきた知見を書き出し伝えること、私の眼から見た人工知能とITの関係、それらを本にすることが早速の使命となり、コロナ禍期間中に3冊を出版しました。 また、海外・ベトナムを中心とした講義・講演はコロナ禍の中にあっても要望があり、レギュラーコースの集中講義は続けました。
　青山学院での最後の15年ほどは、ビジネススクールで、EC構築を中心としたプロジェクト学習形式の通年科目の指導および関連科目の講義を担当しました。 ITを活用したプランニング、実装設計、運用に渡る一連の流れについて、社会人学生を中心に、スキルアップ、 新規事業構想・戦略への挑戦を指導し、100名以上の修了生を直接送り出す中で、多数のビジネスリーダを育てられたと思っています。 また、デジタル化を中核課題とした課程博士誕生を3名指導できたことは幸せでした。「伝える」という意味では、これからこれらの領域での研究を整理して出版しようと思っています。
　1980年代初頭より、人工知能基礎技術を中心に、研究開発を続けてきました。1993年度1年間、2002年度6ヶ月、2012年度3ヶ月を、それぞれマサチューセッツ工科大学人工知能研究所に客員として加わっていたこと、 その前後も含めて、多くの人材と学術的研究、実用化研究などの交流を深められたことは今につながる大きな財産でした。そして、コンピュータサイエンス基礎技術からビジネス応用までの広い範囲に関われた５０年ほどの研究生活でした。
　これからも元気で活動していこうと思っています!